「ファクタリングを利用してみたいけど、勇気が出ない…」
「実際に利用してみた人の声を聞いてみたい!」
資金調達の方法として、近年話題に上がる事の多いファクタリング。
欧米では既に広く普及しているサービスですが、日本国内ではまだ認知度が浅いのが現状です。
情報が少なく、初めて利用してみようという方にとってのハードルが高いと感じるでしょう。
そこで今回は、実際にファクタリングを利用した人の口コミをまとめてみました。
これらの口コミから、ファクタリングのメリットとデメリットを考えてみましょう。
これから利用するかどうか悩んでいるという方は、実際の利用者の声をぜひ参考にしてみて下さい。
1:良い口コミを4つ紹介
━「即日で現金を手に入れることができた!」
スピーディさに重点を置いているファクタリング会社は少なくありません。
なぜなら、スピードこそがファクタリングの最大の特徴だからです。
通常の融資等では申請してから受け取るまでにどうしても日数がかかってしまうものです。
しかし、ファクタリング利用者のほとんどは「一刻も早く資金を受け取りたい」という状況にいます。
他の方法では実現しえないスピード感で資金を受け取れたことが満足につながったようですね。
━「担保や保証人が不要だった!」
手段に関わらず、お金を借りる際に付きまとうのが担保や保証人です。
しかし、ファクタリングの利用においてこれらは必要ありません。
ファクタリングはお金を支払われる権利を譲渡するシステムです。
つまり、その権利そのものが担保であり保証であると言い換えることができます。
このような事が利用者側のリスク軽減につながるので喜ばれているようです。
━「簡単に審査基準を満たすことができた!」
ファクタリングの審査は銀行融資に比べて割と簡単に通ります。
これは売掛債権の買取という独自のシステムが理由です。
銀行融資において銀行側の審査は、企業の経営状況や信頼に対して行われます。
しかし、ファクタリング会社が重視するのは売掛債権があるかどうかです。
債権さえあれば基本的にお金は支払われます。
そうなるとファクタリング会社側にも資金回収の目途が立ちます。
このような仕組みにより、比較的簡単な資金調達方法として良い口コミにつながっているようです。
━「信用情報への影響なし!」
ファクタリングの利用が銀行等の信用情報に影響を及ぼすことはありません。
将来的に融資等を考えている場合でも気兼ねなく利用することができるのです。
あとくされなく、一時的な資金の確保に有効な手段として活用されていることが分かります。
2:悪い口コミを3つ紹介
━「手数料が高い…」
ファクタリング会社は基本的に手数料商売です。
そのため、ファクタリング会社の利用手数料はその他の資金調達方法に比べて割高と言えます。
率にすると平均して15%程です。
銀行の貸し出し金利が平均2%程度である事を考えるとかなりの高利になります。
さらに、高い場合は20%を超える会社もあるようです。
本来の利益に対して平均15%の減益となると軽視できる数字ではありません。
手数料問題はファクタリングには必ず付きまとうポイントでしょう。
━「取引先との信頼関係に影響が…」
二社間取引であれば基本的にファクタリング会社の利用が取引先に知られることはありません。
しかし、万が一にも取引先にファクタリングが知られてしまうと厄介な場合が多いです。
ファクタリングを利用しているということで、経営状況に不信感を持たれても不思議ではありません。
逆に取引先の支払い能力を疑っているという印象を与える可能性もあります。
ファクタリングの利用は、少なくとも取引先に良い印象を与えることはないようです。
━「利用してみたら実はヤミ金業者だった…」
ファクタリングは日本国内はまだ広く普及しているとは言い難い現状です。
知識に乏しい人を狙ってファクタリング会社を名乗ってお金を儲ける悪徳業者も存在します。
資金繰りのためにファクタリングを利用するのに、お金を取られてしまっては元も子もありません。
このような業者の被害に遭わないように、ファクタリング会社を選ぶ際は慎重に検討してください。
3:悪徳業者を選ばない為の4つのポイント
残念ながらファクタリング会社を名乗る悪徳業者は存在しています。
ファクタリングを利用する場合、直近の資金繰りに困っているとうケースが殆どです。
そのような状況で悪徳業者の被害に遭うなんてたまったものではありません。
そこで悪徳業者を選ばないために、ファクタリング会社を選ぶ際の注意点を4つ紹介します。
- 安すぎるor高すぎる手数料
- 手続きの丁寧さ
- 事後請求
- 会社情報
上記のポイントに十分注意した上で、相見積もりを取りながら業者を選ぶようにしてください。
ではそれぞれのポイントを紹介していきましょう。
3-1:手数料
1章でも紹介したようにファクタリング会社の手数料は平均して15%程度です。
ふり幅で言うと大体5~25%位と考えて下さい。
この数字を大幅に超えるような手数料を取ろうとする業者との取引は控えるべきでしょう。
逆に銀行融資と大差ないような極端に安い手数料も怪しいです。
業界の手数料相場と比べながら考えるようにしましょう。
3-2:手続きの丁寧さ
ファクタリングは比較的手軽なサービスとは言え、金融サービスの一種です。
必要書類や契約書等、それなりにしっかりとした手続きになります。
準備物が極端に少なかったり、契約書の控えが渡されないという場合は怪しいです。
後からでもきちんと内容を証明できる手続きを取るようにしましょう。
3-3:事後請求
うっかり悪徳業者を利用してしまった方からの声で
「事前に説明のない追加手数料を後から請求された…。」
という声をよく聞きます。
きちんとしたファクタリング会社であれば請求額の合計は必ず事前に明示されます。
請求合計額は事前に確認した上で書面に残しておくということを徹底してください。
3-4:会社情報
利用を検討しているファクタリング会社のホームページは必ずチェックしておきましょう。
悪徳業者の企業情報に記載されている住所は実際には存在しない住所という場合があるからです。
また、会社の電話番号が携帯電話の番号だった場合も疑わしいです。
きちんとした会社であれば、これらの情報が誤っていたりいい加減ということはありえません。
細かいポイントと思うかもしれませんが、必ずチェックしておくべきでしょう。
まとめ
今回は実際にファクタリング会社を利用した方からの口コミ情報を紹介していきました。
これからファクタリングの利用を検討している方は、こういった生の声をぜひ参考にしてみて下さい。
1章で初回した口コミをもとにファクタリングの特徴をまとめてみました。
【ファクタリングのメリット】
比較的簡単かつ迅速に資金を調達する事ができる
【ファクタリングのデメリット】
手数料が高く、悪徳業者も横行している為イメージが良くない
ファクタリングには手軽さと素早さという唯一無二の武器があります。
現金に困った場合に資金を得る手段としては非常に有効と言えます。
しかし、やはり高い手数料は大きなネックになります。
ファクタリングの利用は継続的なものではなく、緊急時等のあくまでも一時的な資金繰りのための手段の一つだと考えておいた方が良いでしょう。
2章では悪徳業者を選んでしまわない為のポイントをいくつか紹介しています。
通常のファクタリング会社であれば必ず全ての項目をクリアしているはずです。
まずはこれらのポイントを最低条件と考えてファクタリング会社を探してみてはいかがでしょうか?